市川建築

愛知県で建築業を営んでます

一級建築士 製図勉強法1

学科試験に無事クリアすれば、浮かれる間も無く製図の勉強に突入することになると思います。

自分は初年度は製図不合格、2年目で合格出来たので、その経験も踏まえて私なりの勉強法や失敗談など書ければと思います。

まず学科試験から、製図試験まで約3ヶ月しかありません。その中で作図、エスキス、記述、更にはその年のお題に特化した内容も、すべて勉強するのですからとてもハードです。

私は資格学校に通っていましたが、もうついていくだけで精一杯でした。

ただただ毎週新しい課題をこなし、持ち帰り復習、その繰り返し。何度課題をやっても難しくてできない。エスキスも身についているかもわからない。

そしてできない不安感から、もっといいエスキスのやり方があるんじゃないか?といろいろ調べたりして結局のところは不安感が拭えないまま、自分なりの対策もできないまま、本試験に挑むような形になってしまいました。

 今思えばたかだか製図試験ですが、

当時は凄いストレスで、ニキビはできるし(思春期か!)髪も抜けたりして、それでも逃げ出す事ができない自分が居て、もう本当に辛かったです(>_<)

こんな精神状態では、やる前から結果は、見えていた気がします。

そんな経験から思う事は、まず資格学校に通うなら、そこの教え方に不満や疑問を持たず、最後まで信じて勉強する事だと思います。

今は簡単に情報が手に入りますが、かえって困惑するばかりで良い結果には結びつかないように思います。

そして時には逃げる事。どうしても嫌ならその日は、勉強なんかやめてしまってストレス発散した方がいい場合もあるように思います。また次の日から頑張ればいいですしね。

資格学校は、とにかく課題をこなして少しでも多くのバリエーションを教えようとします。気持ちはわかるのですが身に付かなければ何にもなりません。

奇抜な課題よりも、基本をしっかり身につける事の方が大事のように思います。

できないのは当たり前。だから勉強するんです。こんな課題解けるか!(笑)くらいの気持ちでいいと思います。落ち込む必要なんて全然ないです。

 初年度に独学で挑もうとする方が居るならば競争相手は、とてもハードな勉強をしている事を認識して挑むべきです。

公開模試など積極的に参加して、客観的に自分の力量を測る。大手ではないにしても製図を教えてくれるところはありますので、利用するのもいいと思います。

今回は精神論ばかりの話しになってしまいました。あまり参考にはならないかもしれませんね。

初年度失敗したので、偉そうなことも言えませんので…

2年目に実践した作図法などはまた次回に…