市川建築

愛知県で建築業を営んでます

一級建築士 製図勉強法2

全体的に2年目どの様に勉強していたか書いていこうと思います。

以前の記事でスタートしたらゴールは、製図試験合格です!なんて書いちゃってますが、実は学科試験、製図試験含めて合否に関係無く、1年の挑戦でやめようと思っていました。年齢もそこそこですし、大工としての仕事もあるので複数年挑むのは、キビしいな。との考えからです。

ですが、不合格のハガキを見つめてジッと考えました(笑)

悔いが残らないように!

やれる最大限の事をやろう!と挑んだ試験だった訳ですが、学科の勉強は、精一杯の事ができましたが、製図については果たしてそうだったのか?まだやれる事があるんじゃないか?

どうやら…まだ悔いが残っていたみたいです(≧∀≦)

よし!2年目最大限の努力をしてもダメならそこで諦めよう! ササッと気持ちを切り替えてもう一度挑戦することにしました。今回は資格学校なんて行くか!と思ってたのですが…

前回と同様……

綺麗な営業の子のお誘いを受け(男の人ならわかるはずです)資格学校には短期で行くことにしました(笑)2月から独学で勉強を始めたのですが、何から始めよう?と考えた時、資格学校には長期コースなんていう、その年のお題が発表されるかなり前から通うコースがあります。お値段はなかなかです(笑)

と言う事は、その年のお題がわからなくても例年通してできる勉強があるはず、根本的なことや法令には変わりはなく、そこにその年に特化した内容がプラスされるだけなんじゃないか?と思い過去のさまざまな問題、課題を片っ端から手に入れひたすらにこなし基礎力を身につける作戦で行く事にしました。

本番の試験のつもりで課題読み、エスキス、作図、記述がある課題は記述までをワンセットとします。どれも省略しません。時間も必ず計ります。

初年度は時間ギリギリで何のチェックもできず終わってしまいました。書き忘れもあったかもしれません。その経験から、時間管理が最も重要だと思います。

未完なら不合格ですし、書き忘れ等チェックする時間も必要です。

どこにどれだけの時間がかかるのか、

作図、記述はこれくらいで出来そうだから、エスキスにはこれくらいの時間使えるな、と自分なりの時間配分を組み立てていきます。

そして解答例を見て、自己採点します。

見てもらう訳ではないので限界がありますが、法規、アプローチ、ゾーニングなどのチェックはできると思います。本番は誰かがチェックしてくれる訳じゃありません。自分の書いた図面を自分でチェックする訓練をします。

チェックまで終えたら、反省点を踏まえて同じ課題をもう一度行います。

そして次の課題へ…こんな感じで半年間勉強していました。

斜線制限、延焼ライン、防火区画などの法規。空調設備などは完璧に覚えておきます。わからない子に教えてあげよっかーみたいな感じで(笑)

そしてお題の発表があり、その年に特化した課題をこなしていくのですが、やっていた事は、同じミスを繰り返さないよう内容を書き出して日々チェックする。

それくらいです。

あとは出来るだけ多くの人の図面を見るよう心掛けました。こんな発想があるのか、こんなミスは気をつけないといけないなとか、多くの発見があり、学べることがたくさんある様に思います。

8月の時点では、記述も問題無く書けるようになっていましたし、図面を書くスピードもかなりありました。エスキスのやり方も自分なりの物ができていましたから足りないプラスαを補うだけ。

初年度と違い余裕を持って出来るようになっていました。

昨年失敗した勉強とまったく同じ勉強を今年もしていたのでは、結果も同じだろうと思っていました。初年度と違い2年目は、製図に充てれる期間は十分にある。その期間の過ごし方ですでに合否は決まっていたのかなぁ…なんて偉そうに思ってます(笑)

 余談ですが初年度は勉強の為に大好きなお酒も辞めて勉強してたのですが、そんな何かを犠牲にして勉強するのが精神的に良くなかったかーと思い、2年目は一日も休まずお酒飲みました(笑)

試験の前日もフツーに飲んじゃってガーガー寝ました(笑)

しかし…製図の勉強しながらお酒飲むのは難しいので毎朝4時半から勉強してました(笑)エスキス、作図など2時間〜3時間かかるため朝でも夜でもしっかり時間を管理して、こまめに30分とかでは無く、一度にまとまった時間をとる事が製図の勉強では大事だと思います。

何が足りないかをしっかり見つめ直して前年の勉強にプラスしていく。

お次は読解編書いてみます。