車検は仮の給水、排水用のポリタンクをキッチンの下に置いて通しました。しかし車内に排水タンクを置くのは、匂いの問題もありますしシャワーも設置する予定なのでそれらをまとめて貯めておく事ができる排水タンクを車外に設置したいと思います。いい設置場所があるか車の下に潜り込んでジーっと眺めます(゜-゜)
ここは運転席側のリアタイヤの前になります。ちょうど適当な場所がありました。100リットルの給水タンクを設置する予定なので、それを貯めることができる100リットルの排水タンクを設置します。
だがしかし…既製品では形状が合いません。と言う事で作ります!
もちろん排水タンクなんて物は作った事はありません。
素材は建築の防水工事でも使われるFRPで作ってみようと思います。設置場所の寸法を測ってそれに合わせてベニヤ板で型を作り、離型剤を塗りそれにガラス繊維をポリエステル樹脂で塗り固めていきます。内角は馴染みやすいよう面木を使用して鈍角にします。箱となるパーツと蓋のパーツを別々に作り、排水管の接続口などを取り付けてから最後に合体させる作戦です。
ちなみにFRPの施工は、強烈な匂いがするので換気はしっかりとします。
3層程塗り重ねます。そして慎重に型から外して耐水検査してみます…
漏れはありません。合格❗️
なので取り出し口を加工していきます。
ひとつはキッチンから、もうひとつはシャワーと洗面器からです。底にはタンクの排水口を設置します。
接続口など取り付け終わったら
蓋を接着します。ポリエステル樹脂にタルクと言う粉を混ぜてパテを作り接着面に塗り固定します。
固定したら、ペーパーで整えてトップコートを塗装して完成です。
蓋にはメンテナンス用の蓋を取り付けてます。
そして車体の下にふたたび潜りステーを使用し吊り下げます。
水が貯まればかなりの重量になるのでしっかり固定していきます。
これで排水タンクの設置完了です。なかなか大変な作業でした(◎_◎;)